サイドミッション「続・伝説は女で作られる」

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女優のお仕事 其の三

久しぶりにマネージャーと再開。「ご無沙汰じゃな〜い?心配してたのよ〜?」と言われました。

しかしここ最近のお仕事の内容を考えると気が乗らないキトゥンは、気の抜けた返事をします (笑)

「ところでユー、重力使いなんだって〜?そんなの知らなかったよ〜。そんなユーにグッドなニュースがあるんだよ〜!」

新しいお仕事のお話があるようです。

前回スタントを担当した”バトル・ナース”の続編のオファーが来ているそうですが、「スタントはもういいです」と言って断ります。

なんと今回は主人公役だそうです!

すぐに返事をしないといけないらしく「ハリーアップで決めてよ〜」と急かされます。

キトゥンは「主人公役ならやります!」と即答です。遂に本当に映画スターになる日が来たのでしょうか!?

さっそくバトル・ナースの衣装に着替えて撮影現場に向かいます。

撮影現場にて

監督と助監督がなにやらケンカをしています。

どうやらキトゥンの重力アクションの有無で揉めているみたいです。

監督は”重力アクションは無し”との意見で、助監督は”重力アクションしなきゃこの子の価値は無い”との意見。

助監督はさらに「この子、他は体が丈夫なだけで、魅力なんて無いわよ!」とかなりヒドイ言われようです。

マネージャーが「スマイルでお仕事ですよ〜。とにかく撮影のスタ〜ト!スタ〜トしちゃいましょ〜」と仲裁します。

副監督が折れる形でなんとか撮影をスタートします。

第一シーン

爆撃をかいくぐって敵の本拠地を目指す場面です。

爆撃を避けつつ、道中に出てくる敵を倒しながらゴールを目指します。

重力アクションを諦めきれない助監督はこのタイミングで改めて監督を説得します。

が、監督も折れず。重力アクション無しのまま撮影を始めます。

爆撃はコース通りに進んでいけば基本的に当たらず、途中とゴール地点で2度、敵と戦って撮影終了です。

1シーン目の撮影が終わり、助監督が重力アクションで具体的に何が出来るのか質問してきました。

なので、「空中を移動したりものを運んだりができます」と正直に答えます。

何を思っていたのか、瞬間移動とか巨大化とかできないの?と言われ、魔法じゃないんでそういうことはできません。と言うキトゥン。

「あらそう・・・。ふ〜ん」とちょっとガッカリした感じをだしつつ次の撮影に向かいます。

第二シーン

次は毒ガスを避けながらの移動です。この毒ガスは撮影用のスモークじゃなくて本物らしいです・・・!

監督が”ナマのリアルな演技を欲しがっている”ようで・・・。

そしてまた助監督が重力アクションを使うように説得しようとします。

しかし、監督は絶対に折れません。重力アクション無しで撮影を続行します。

指示コース通りに進めば、毒ガスを浴びることはほとんどありません。

途中、パイプの上を移動する時に落ちないように注意するくらいでした。

ここで、ふと疑問が湧くキトゥン。「監督はなぜ、わたしを主人公に使ってくれたんですか?」と質問してみました。

監督の答えは「体が丈夫だったのと、何よりもあなたに可能性を感じた」んだそうです。

かなりマトモな理由だった・・・。

さらに話を続ける監督。しかし助監督は「そんなの説明できるわけないじゃない!」と言ってます。

監督はいったい何を話していたのか・・・気になりますが、教えてもらえないまま次の撮影に進んでしまいました。

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第三シーン

次は船から船へ飛び移っての移動です。最後は塔の上に飛び降り、受け身をとらないといけません。

前回のスタントアクションの集大成みたいなシーンですね。

どうしても重力アクションを諦めきれない助監督。キトゥンに「あなたも本当は重力アクションを使いたいんじゃない?」と言ってきます。

それに対してキトゥンはいっちょ前な回答をします。

この回答を聞いて驚いた様子の監督。どうやらこの回答は監督と同じ意見だったようです。

この件でキトゥンは初めて監督と通じ合えた気がしたそうです (笑)

そして撮影開始です。船の上を飛び移りながら最後は受け身を取って着地。

助監督は自分の意見が通らず、すっごい投げやりです。

「ほんと、あなたも監督も、エンターテイメントがわかってないわよね〜!」「登場人物の細かい感情表現とかストーリーのつじつまとか気にしてよ無価値よ?」

監督と助監督はそもそも撮りたい映像の方向が全く違うようですね・・・。

助監督が自分の思いをぶちまけたところで次の撮影に向かいます。

第四シーン

次は敵の本拠地で本隊と戦う大事な見せ場です。

キトゥンが”ヘンな臭い”を気にしていると、監督も気付いていたようで助監督が「急に何の話!?」と困惑していました。

臭いの原因はこの木箱のようです。木箱から何やら黒いモヤのようなものが・・・。

先程の毒ガスの場面用に仕入れたスモークらしいのですが、安いけどちょっと怪しい業者から仕入れた物のだそうです。

このモヤ、ネヴィを呼び寄せるやつでした!

監督が避難指示を出したが助監督は”これは大チャンスよ!?”と反論し、撮影を続行しようとしています。

キトゥンが危ないですよと忠告しても「大丈夫!危なくない端っこの方でカメラは回すから!」と、執念が凄いです。

助監督はストーリーなんか気にしません!「重力アクションでバンバンやっちゃって〜!」とイケイケです。

「危なくなったら逃げてくださいね!」と念押しして、ネヴィ退治を始めます。

ネヴィ退治をしていると遠くから「わ〜!助けてくれ!」と声が聞こえてきました。

船が襲われています!

船には高価なカメラや機材がいっぱい積んであるみたいで、助監督に「早くなんとかして〜!」と言われたので急いで船の救出に向かいます。

船を助けたと思ったら今度は助監督が「助けて〜〜〜!」と叫び声をあげています。

すると、監督が初めて大きな声を出しました!

「騒いだら余計に狙われるぞ。静かにして身を潜めるんだ」と、的確な指示を出しています。

身を潜めつつ、カメラは回したままにしておくようです。

「映画には使えないが、ネヴィの生態を捉えた貴重な映像になるはずだ」と落ち着いた判断・・・。

そして「あとは頼んだよ、重力使いのキトゥン君!」と頼まれます。

キトゥンが、現れた大型ネヴィを倒して事件は収束しました。

映画の行方

機材が壊れてしまい、撮影は中止だそうです。残念。

しかも、監督はもう監督を降りて、助監督を次の監督に任命したようです。

新監督になった途端、キトゥンはお払い箱に・・・。

マネージャーに撮影の結果を報告しようとしたら、新監督が新しい役者のブッキングを依頼しに来ました。

もう出番のないキトゥンは帰ることにします。

ここでサイドミッション終了です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ではでは。

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