プレイ日記 #54
サンクト地区哨戒
女学院からの要請を無事に完了したリィンたちは大聖堂を訪れました。
お祈りに来ていたエルバ夫人から『10年くらい前に破天荒な巡回シスターがいた』というラジオネタに良い話しが聞けたのでムンクに話を送っておきます。
その後、大聖堂で情報交換をしていたミリアムとクレア少佐からも話を聞きました。
昨日捕まえた3人の工作員は、情報工作の訓練を積んでいるようでかなり難航しているとのことでした。欺瞞情報も混ぜていて、肝心の目的や情報は一切わからないようです。
しかし、それとは別にヘイムダル港で船員が何人か消えたという情報がミリアムのところに回ってきたようです。
2年前のテロと同じく、潜伏していた共和国の工作員だと思われるみたいですが、露骨に痕跡を残していたらしく不自然さを感じているようです。
今はそれくらいの情報交換だけを済ませ、リィンたちは大聖堂を後にします。
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次の地区へ向かおうとしたところでトワとランディから通信が入り、こちらの状況を確認してきました。
「哨戒範囲も半分をなんとか超えたところです。」と伝え、今度はランディたちの状況を教えてもらいます。
戦術科とオーバルギアの連携がなかなか上手くいっていることもあって、ランディたちも工作員を6名も捕らえたらしいです。ギルド方面からも5人捕まえたとトワの方に連絡があったようです。
各チームとも順調な様子ですが、やはり捕まえた工作員たちの様子がおかしく『悪霊を見た』とか怯えてる人もいるのだとか。敵性霊体なのか集団幻覚なのか・・・。いずれにしても諜報関係者とは思えない言動です。
「とにかく、錯乱しているというならそれはそれで危険でしょう。」と言って、改めて気をつけてくださいと伝えて通信を終了します。
競馬場哨戒
サンクト地区の次は競馬場へやってきたリィンたち。そこでお互いの情報交換をしているマキアスとユーシスの2人に遭遇します。
マキアスは鉄道省と帝都銀行、ユーシスはリベールとレミフェリアの外交官に話を聞いてきたようです。
2人の情報を合わせた結果、一通りの場所に盗聴器が仕掛けられていたことが判明したようです。
鉄道省や帝都銀行はまだ分かるが、リベールやレミフェリアの大使館にまで仕掛けられていたことには驚く一同。そもそもどうしてそこまで必死に情報収集をするのかという疑問が生徒たちに湧いてきます。
リィンたち旧Ⅶ組が現時点で推測していることを直接口にすることは出来ないと言って、「君たちが各地の軍備状況について目にしたものを考えるといい。」とヒントだけ与えるマキアス。
そのヒントから、”何らかの国家的判断”の真偽と時期について探ろうとしているのではないかという結論へ。そう仮定すれば工作員たちの狙いも理解できる、と。
確証はないし、現時点では大義名分もない状況だからこそ、共和国の工作員たちを追い詰めて暴走させたり殲滅してしまわないように何とか逮捕しておきたいとリィンは言います。
難しい綱渡りだけども、争いの種を無用に生み出さないためにも確かにそこは外せない、といって生徒たちも気合を入れ直して競馬場での情報収集を終わります。
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クエスト【高価な配達物】
競馬場の次は帝都空港へやってきました。空港からは要請も1つあったので情報収集しつつ依頼主の元へ向かいます。
要請をこなすまえに立ち寄った空港の換金所では、懐かしのIBC提携により高い換金率でセピスをミラに換えてくれるようです。
他にも空港内を一通り探索したあと、担当者である職員シーメンスさんの元へ。
『宛て先不明の荷物』があるという話だったので、「運送会社に突き返せばいいだろ。」とアッシュが言いましたが、どうやらそうもいかないようです。
その荷物は2日前に到着してから誰も受け取りにも来ず、さらに配送タグも外れて伝票も破損しているので運送会社も宛て先もわからないのだとか。
そのうえ『貴重品』だとか『取扱注意』だとかステッカーが張ってあるので扱いに困っているようです。シーメンスさんは、「この形状からして絵画・・・それも高価な名画かもしれません。」と考えています。
この荷物を引き受けることにしたⅦ組メンバーは、まず荷物をよく確認してみます。
すると伝票の一部にまだ読める文字が残っていました。
《レパント》と書かれているので、ヴァンクール大通りの百貨店に入っている《レパント商会》のことですね。アルティナがARCUSⅡを使ってあっという間に照会してくれました。
ということで早速《レパント商会》へ荷物を届けました。すると、そこへまた別の荷物が届いていたようです。こちらの荷物も宛て先のタグが外れていて対応に困っていたと・・・。
今度は全く手がかりがない状態で困っていると、ジョゼットがたまたま通りかかりました。
軽く事情を話すと、このタイプの配送タグは壊れやすくてジョゼットも何度も苦労したと言っていました。
しかし、使用されている包みが『古美術商組合』がよく使っているものだと教えてくれ、さらにライカ地区の《ルシアン》が有名だとまで教えてくれました。
ジョゼットにお礼を言って教えてもらったお店に向かうと、またもや別の荷物が・・・。今度の荷物は宛て先のタグが半分壊れているようです。
クルトが注意深く見てみると『・・・L’S SHOP』とだけ読み取れました。これはトワの実家『HERSCHEL’S SHOP』ですね。
荷物を持っていくと、これはトワのお祖父さんが残した資料で天体観測のラフスケッチでした。お祖父さんと親交があった方が時々送ってくれるとのことでした。
これで一件落着かと思いきや・・・。またもや誤配送の荷物がありそうな気配。
今度の荷物は、東方風のデザインの包みに『臨検不要』と書かれています。フレッドさんは取り寄せた商品かと思って中身を確認してみたそうですが、中には1枚の絵が入っていただけだったようです。
その絵も立派な絵画とかではなく、子供が描いた絵のようで・・・。あまりの驚きにミュゼも「教官、どういう事でしょう?」とリィンに思わず聞いてしまいます (笑)
「ふう、俺に聞かれてもな。」と困りつつも『臨検』が実施されるのは国際郵便物くらいで、それが『不要』なのは届け先が《外交特権》に関わる場所だからだろう、と的確なヒントを与えます。
それで次の届け先を確信した生徒たちは、とりあえず共和国大使館へ向かってみました。
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しかし今日は見張りの人もいません。ユウナが大声で「おーい!誰か居ませんか〜!?」と呼びかけると、中から共和国の書記官の人が出てきてくれました。
今は非常に難しい時期だから疑われるような真似をするわけにはいかない、と怒られつつも大使館にお届け物があると伝えます。最初は「届け物なんてあるはずない」と言っていましたが、荷物の包みを見ると心当たりがあるようなリアクションでした。
話を聞いてみると、画家をしている奥さんが描き上げた絵を包むのにこの布を使っていたとのこと。でも、もう2年も帰っていない私にわざわざ荷物なんか送ってくるはずがない、と。
それでⅦ組の生徒たちに促されて包みを開けて中の絵を見ると、3歳になる娘が描いてくれた絵を見て思わず感動していました。その様子を見て生徒たちも感動していました。
「立場がありますので、自分たちからは何も言えません。ですが・・・今はお互いに職務を果たすとしましょう。」と言うリィン。
書記官さんからも「またいつか、きちんとお礼申し上げられる日が来ると信じています。皆さん、またその時にお会いしましょう!」と。これでクエスト達成です。
今日はここまで。次回、『特務活動2日目・後半戦』お楽しみに!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではでは。