プレイ日記 #13
ラクウェルに到着
ミルサンテ間道を抜けてラクウェルに到着した5人。軍人が結構いるみたいなので慎重に行動する必要がありそうです。
なんとアッシュはエリンの里でカツラとメガネを準備していたようで、バッチリ変装しています!「シュバルツァーの”変装”とはワケが違うだろ?」と (笑)
「ん、悪くないカモフラかな。さすがに親しい人には見抜かれそうだけど。」とフィーも認めるレベルです。とりえあえずこれでラクウェルにて情報収集開始できます。
兵士たちや町の人たちから話を聞きつつ、パブ・食堂《デッケン》へ。
お店でモーリーさんやシリュー、ブラッドから話を聞くと、観光客が増えたのと身なりのいい連中が出入りするようになったとのことでした。
スーツ姿や高そうな服を着た人が海都あたりからリムジンで来て、どこかで話をしているらしいです。何の用だか気になりますね。
「ま、コッソリ回ってるんならせいぜい気をつけろや。誰がどこで見てるか分かったもんじゃねぇだろうしなー。」とブラッドに言われ、何か引っかかりつつも「ハッ、てめぇに言われるまでもねぇよ。」と返すアッシュ。
最後にアッシュらしい挨拶をしてお店を後にする5人。
次はラクウェル礼拝堂へ向かいました。
イートン司祭に話を聞くと、兵隊が暴れたり痴話喧嘩が流血沙汰になったりとトラブルが増えているようです。止めに入るたびにアザや切り傷を作ってばかりなんだそうですが「・・・しかし、このような状況では致し方ない事でしょうから・・・」とある程度裏の事情も知っていそうでした。
アッシュの事をずっと気にかけてくれていたシスター・オルファにも顔を見せるとかなり驚きつつ「ああ、本当に良かった・・・こうしてまた貴方と会えるなんて!」と、とても喜んでくれました。
そして、信じていると言われたアッシュは『・・・ハッ・・・甘ちゃんつうか。』と感じつつも何だか嬉しそうです。ほんと丸くなりましたね。
話が終わった後、最近始めたという《VM》で勝負!勝利してディ・アルマのカードを3枚もらって行きます (笑)
アッシュが持っていた会員カードを使って、情報収集という名目でカジノにも入って行く一同・・・。
カジノの2階にいたマージョリーさんから小説『3と9』の3巻をゲット!
「徴兵された方々のニーズにお応え致しまして――日中の限られた時間だけは未成年の方でもお遊び頂けるんですよ。」とのことで、ちょっとだけ遊んでからカジノを後に (笑)
続けてバー・宿泊《ハーミット》のジュリアさんにも顔を見せましたが、「本当に無事だったのね。」とあんまり驚きませんでした。「ふふ、一足先に”彼女”が教えてくれたばかりだから。」とのこと。
2階の部屋にいるということで案内してもらうと、そこにはマヤが待っていました。
マヤはここの常連だった父親を訪ねてきたようなのですが、最近はお店に顔を出していないとのことでした。「飲んだくれていないのはいいんですが、どうも以前所属していた軍の師団から声がかかった、という話もあって・・・」と心配しています。
一緒に来ていたレオノーラは知り合いのいる海都方面へ、グスタフとサンディはそれぞれの故郷がある北の峡谷道の先へ情報収集に向かったとのこと。峡谷道周辺では”赤黒い不思議な花”の目撃情報もあるらしいです。
レオノーラ曰く、暫定統括者に就任したレーグニッツ帝都知事による警備体制や《ジュノー海上要塞》に駐屯している第三機甲師団の影響もあって、海都での情報収集は難航しているとのこと。今は海都方面に近づくのは止めたほうが良さそうです。
一通り情報収集も終わり、改めてこれからどうするか相談する5人。アッシュは何か気になっているようですが・・・。
やはり海都方面は危険なのでサンディやグスタフが向かった北で”特異点”の調査を優先すべきかという意見も出ますが、ハズレだった場合は遠いぶん盛大に時間をロスしかねない・・・。そこでユウナがペンデュラムを取り出してみると都合よく反応を示してくれました。やはり北東の方を指しているみたいです。
さっそく向かおうとすると「――おっと、そこまでだ。」との声が・・・!
声の主はヒューゴでした。「同じトールズ出身同士よかったら少し話でもしていかないか?」と。クライスト商会が帝国政府と繋がっているのは分かっているので、ここは逃げようとする5人ですが、回り込まれていました。
とある筋から連絡があったとのことですが・・・。それを聞いたアッシュは「ハッ・・・やっぱりそういう事かよ。」と。
どうやらブラッドに売られてしまったみたいですね。
情報源の子細に興味はないとして「――そこの黒髪の君。ウチの得意先が捜しているようだからこのまま付いてきてもらえるかな?」と言われます。どうなるかと思ったら「――待ちたまえ、クライスト君。」とまた別の声が。
そこに現れたのはフロラルド先輩とレックスでした!「・・・なんですか、先輩?」と問いかけるヒューゴ。
「フッ、なんですかではないだろう。私の客人に何か用かね?それとも先ほどの”協定”――さっそく反故にするつもりなのかな?」と言われ、「知り合いに似ていたからたまたま声を掛けただけさ。それでは失礼――お客人をせいぜいもてなしてやってください。今後とも宜しくお願いしますよ、フロラルド先輩。」と言って立ち去ろうとするヒューゴ。
フィーがそれを呼び止め、ミントやベッキーの行方を知らないか質問しますが「――まさか。俺の方が知りたいくらいさ。」とヒューゴも知らないみたいでした。
場所を移して改めて情報交換をします。
レックスも旧VII組繋がりだったことが分かり、マルガリータもいたのでタイタス門の取材をしていたことを理解した新VII組の4人。
マルガリータの話が出た時に「ああ、在学中も凄かったが卒業後は人間離れしたっつーか。ヘヘッ、実はここにいるヴィンセント先輩の――」とレックスが言いかけると、わかりやすく誤魔化すヴィンセント先輩・・・。
そういえば、在学中もかなり言い寄られていましたが何かあったんでしょうか (笑)
「これもリィン君が紡ぎ、君たちへと繋がった縁なのだろう。道を分かってしまった者もいるがね。――先ほどのクライスト君のように。」と真面目モードへ。
そういえば先ほど言っていた”協定”とは一体どういった物なのか?
『貴族勢力は決起軍の存在を公には認めず徴兵に協力せよ――そうすれば直接参加した貴族以外の関係者に手を出すことはない』という、《ヴァイスラント決起軍》の存在を公には認めないといった内容だそうです。
帝国政府としては決起軍を”存在しないこと”にしたい、と。
内戦の兆しなんかあったら”先にそちらを何とかしろ”という話になって共和国との戦争どころじゃなくなってしまうからだと。
《黄昏》によって帝国民の敵意が共和国に向けられている今、決起軍の存在はノイズになりかねないので報道もされずに徹底的に情報封鎖が行われているとのことでした。帝国時報にもバッチリ検閲が入っているようです。
「貴族勢力との一切の関わりを断つことで各種支援が得られなくなる代わりに――野に放たれた虎のごとき自由さを決起軍が手にした事になるのだからね。」とヴィンセント先輩は帝国政府だけでなくミュゼの手腕にも感心していました。
「分校長やウォレス准将がいたとしても正規軍の規模に対抗は不可能・・・」「ハッ、あのエセふわのことだ。とんでもねぇ策を巡らしてそうだが・・・」と考察し始めたクルトとアッシュでしたが、そこへユウナが「――関係ないわよ。」と割って入ります。
「・・・教官を取り戻すのと同様、あたしたちはミュゼに用がある。あの日、あんな形で中途半端に別れちゃったあの子に・・・でも、それはあくまでミュゼ・イーグレットに対してよ。――断じて、そのミルディーヌ・なんちゃらっていう公女じゃないわ。」と。
ヴィンセント先輩も「妹を含め、行方不明となった卒業生たち、リィン君を取り戻すためにも・・・改めて君たち《VII組》と協力したいと思うのだが、どうだろうか?」と申し出てくれました。
改めて協力関係を確認した後、海都に戻るヴィンセント先輩たちと別れた5人は再び行動を再開することにしました。
今日はここまで。次回、『特異点を探して北の峡谷道へ』。お楽しみに!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではでは。