プレイ日記 #14
改めて行動再開
海都方面で何か分かったら連絡してくれるそうなので、これで心置きなく北の峡谷道に出られそうです。
が、アッシュが何か路地奥を気にしている様子。その奥にはアッシュの実家があるんですよね。
アッシュに気を利かせて出発前にもう一度寄ってみることにするユウナたち。優しい・・・。
早速《リバティーハイツ》へ行き「ちっ・・・だから戻ってこなくてもいいっつってんだろうが。」と言うアッシュを無視して、空気を入れ替え軽く埃を払っていく4人 (笑)
掃除した後、一息入れながら改めてアッシュの過去についての話になり・・・。
ハーメルの記憶は、まだ3才だったこともあり焔と叫び声くらいの印象しかないようです。「だいぶ年上のアンちゃんやガキがいたのはぼんやり覚えているが・・・」と、ヨシュアとレーヴェのことはぼんやり覚えている程度らしいですね。本人は名前も覚えていないようですが・・・。
「ま、今更どうでもいいさ。俺にとっちゃこっちの方が故郷だ。その故郷にすら大罪人として顔向けできない身分にはなったがな。」と自虐ネタをアッシュが入れてきたので「・・・落とし前、改めて付けるんだろう?」とクルトが返すと「ああ、少なくともお袋や身内に顔向けできるくらいまではな。」とやる気は十分のようです。
そんなところで昔話も終わらせて、改めて北の峡谷道へ向けて出発しようと《リバティーハイツ》を出ると「ハハ、お袋さんへの挨拶は済んだみたいだな?」と誰かが声をかけてきました。
それはミゲル・・・と、さらにブラッドも一緒です!
何の用か尋ねると「いやー、挨拶ついでに礼を言っとこうと思ってねぇ。おかげでいい小遣い稼ぎをさせてもらったことだし。」と。やはりブラッドがミゲルを通じてヒューゴにアッシュたちの情報を売ったみたいですね。
ブラッドは昔からアッシュが気に入らなかったらしく「・・・正直、スカっとしたもんだぜ?スパイだか何だか知らねぇがてめぇがパクられたって聞いたときにはな。」と言っています。それを聞いて怒り出すユウナでしたが「・・・ハッ、バカの言う事だ。いちいち相手にしてるんじゃねえ。どうせ上手い事、ミゲルの口車に乗せられちまっただけだろうしな。」と冷静な対応をするアッシュ。
そう言われて「な、なんだとてめぇ――」と今度はブラッドが怒り出しますが、そちらはそちらでミゲルが「あー、聞くな聞くな、所詮は大罪人の吠え面ってヤツだ。」と大人の対応を見せます (笑)
「――ま、今回は失敗しちまったがせいぜい身の振り方は弁えとくことだ。またこの町でデカい顔してたら次こそは吊し上げてやるからよ?」「へっ・・・そういうことだ。覚えてろや、アッシュ!」そう言って立ち去っていく2人からは、アッシュが皇帝を撃った時と同じような黒いモヤが出ているように見えました。これも帝国の”呪い”の影響なのでしょうか・・・?
アッシュも小心者のミゲルが政府筋相手に商売というのは引っかかっていたようですが、「ま、今は気にすることじゃねぇだろ。とっとと先に行くとしようぜ。」ということで、今度こそ改めて北の峡谷道へ向かいます。
クエスト【トラブルの収拾】
噴水前のベンチでクリスさんが座ってうなだれていたので話を聞いてみることに。
親友のスタンさんと一緒に新兵になってこの町にちょっと息抜きに来たらしいのですが、最近その親友の様子が変わってしまってここに来てからトラブルばかり起こしているらしいです。「地元じゃガキ大将的な感じで物怖じとかもしない奴だったけど・・・人に迷惑をかけることだけはなかったのに。」とのこと。
話を聞く限り”呪い”の影響を受けていそうな上に、かなり困っている様子。「ハッ、お前らもマジでお人好しっつか・・・シュバルツァーに影響されすぎだろ。」とアッシュに言われながらもユウナたちは手助けを申し出ます。
「スタンは今カジノにいると思う。『パーッと一山当ててやる』って意気揚々としてたからね。」ということで、早くもトラブルの気配を感じつつ、まずはカジノへ行ってスタンさんがどんな様子なのか確認します。
カジノ《アリーシャ》で支配人のプジョーさんに横柄な軍人の客が来ていないか尋ねてみると、「ええ、いらっしゃいましたよ。先ほどお帰りになられましたが。」ということで、行き違いになってしまったみたいでした。
終始大声で怒鳴り散らしていて、最終的にマシンを叩き出したので本日はお引取り頂きました、と・・・。
次の行き先に心当たりがないか聞いてみると「ええ、それでしたら劇場へ向かわれるのが宜しいかと。その軍人の方が帰り際に、『憂さ晴らしに芝居でも観るか』と、仰っていましたので。」と教えてもらえました。プジョーさんにお礼を言って次は劇場へ向かいます。
劇場前で案内人のリドナーさんに横柄な軍人の客が来ているか尋ねると、肝心のチケット代は払わず『軍人は特別待遇だろ!タダで観させろ』と詰め寄ってきたとのことでした・・・。挙句の果てに無理やり押し入ろうとしたので警備員を呼んで追い払ったらしいです。
その後『歩き回って腹が減った』とつぶやいて、やたらと悪態をつきながら広場の方へ歩いて行ったようです。
というわけで次は広場にある食堂へ向かいます。
食堂に行くとついにスタンさんを発見。モーリーさんにイチャモンをつけています。「フィッシュパイ、つったら淡白な川魚で作ったほうが上手いに決まってんだろ!――オレの故郷がそうだったようなぁッ!」らしいです (笑)
とは言え、モーリーさんの食堂では海のものは扱うけど川魚は卸してもらっていないとのこと・・・。
ユウナが「女将さんも、わざわざ作り直さなくてもいいですよ。」と言うもののモーリーさんは「でもねぇ、お客さんの要望を放ってもおけないし。レシピと材料でもありゃあ、ここでも作れるんだろうけど。」と言っています。
モーリーさんの代わりにアッシュたちが用意することにして、まずはレシピがありそうなミルサンテに向かってみます。
ミルサンテでシドニーの身内がやっている食堂で事情を話して相談してみると・・・。
「確かに淡水魚は海のものと違って臭みが強くて扱いが難しいからな。その点、ウチで出してた湖水魚を使ったフィッシュパイはおあつらえ向きかもな。」ということで、レシピをメモしてくれました。あとは材料を用意して料理を作って持っていくだけです。
ちょうど材料は揃っていたのでユウナで調理開始。大成功の「匠のスペシャルパイ」が完成したのでスタンさんに持っていきます。
的外れなものが出てくると思っていたようですが、予想外の美味しさに無言であっという間に平らげてしまいました。
「細かい味付けはもちろん違うが・・・お袋が作ってくれる物にどことなく近いというか・・・いや・・・これはそれ以上か・・・それでいて温かい感じもするというか・・・」と。この”お袋”を聞き逃さなかったアッシュ。「――にしても、”お袋”が何だって?」と突っ込み始め・・・。
ホームシックを拗らせてただけかと (笑)
そう突っ込まれたスタンさんは「な、なんだと・・・!!――オ、オレは屈強な兵士なんだ!そもそも、ホームシックになんてかかるわけがないだろうッ!」と反論します。ですが、ユウナに「・・・別にあたしたちの前だからって無理する必要はないと思いますけど。」と言われ、さらにクルトやアルティナからも徴兵の大変さはそれなりに分かっている、大切な人と離れ離れになってしまうことがつらいのは分かると言われて、大変なのは自分だけじゃないと気付かされたようです。
更にアッシュから「ハッ――つうかむしろ恵まれてる方だろ。俺のお袋の味なんざ――メシマズだった上に、もう味わえもしねえからな。」と言われ、フィーからも「お兄さんにはお兄さんの事を心配してくれる親友もいるみたいだしね。」と言われて完全に目を覚ましたスタンさん。
女将さんに謝罪してユウナたちに礼を伝え、「これからは――もう少しちゃんと自分と向き合ってみるよ。」と・・・。そんなスタンさんと一緒に広場で待っているクリスさんのもとへ向かい報告をして無事に解決、クエスト達成です。
今日はここまで。次回、『特異点を探して北の峡谷道へ』。お楽しみに!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではでは。