サイドミッション「続・意地悪刑事」
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事件の真相について
新人さんが回復したらしく、カジが話を聞いてきたようなのですが肝心の当時の記憶が曖昧で未だ不明。
カジは「真実を明らかにすべき」と考えているようです。
そこえブルボサと名乗るオジサンが割って入ってきました。どうやらカジのボスみたいです。
「当事者意識が強すぎて客観的に物事が見れなくなってるんじゃないか」
「シドーが消えてから必死に頑張ってきたが、俺から見るとお前はどこか危なっかしい脆いところがある」
とボスらしい声をかけています。ちょっとかっこいいですね。
「俺にはお見通しだぜ?」と言って、この事件の捜査を「俺と、このお嬢ちゃんに任せてみねえか?」と言い出しました。
なぜかキトゥンも一緒に調査に加わることになっているようです・・・。
カジも「お二人にお任せします」なんて言っちゃうし。
そんなわけで今回はボスと一緒に事件の操作をすることになりました。
情報収集開始
ボスのリードにより、まずは情報収集から捜査を開始します。
「被害者の新米に話を聞くのはもちろんだが、事情を知ってそうな周囲の人間に話を聞くのも初動捜査の必須項目だぜ!」と捜査のイロハを教えてくれます。
「ボス、了解です!」と元気よく返事するキトゥン。
どうやらノリノリで捜査を楽しんでる様子。まあ確かにカジの研修は鬼のように厳しかったですからね (笑)
まずは目の前にいるカジから改めて話を聞いてみます。
カジの部下が被害者で、カジの研修中に発生した事件。カジの出世を妬んだ奴の犯行の線も有り得るとボスは考えているみたいです。
次は新米さんに話を聞いてみます。
事件当時の事は本当によく覚えていないみたいですが、最後に覚えてることを聞いてみると「備品倉庫にいたはずなんです」とのこと。
そこで3人は備品倉庫を確認してみることにします。
新米さんは事件当日もいつも通りの業務をしていたが、突然頭に衝撃を感じてそこから何も覚えていないとのこと。
ここでボスが事件の臭いを嗅ぎ取りました。第三者による”頭を強打”の可能性です!
最近はテロリストの活動が活発化していて、そんな奴らの警務隊に対する妨害活動の線も有り得るらしいです。
ここでの聞き込みはこれくらいにして次の聞き込みに向かいます。
次は新米と同僚で、同じ倉庫勤務の倉庫番さんにここ最近で何か変わったことが無かったか確認してみます。
すると備品の木箱の数が合わなかったことがあったとの情報を得られました。
「それって大変な事なんじゃ?」とキトゥンが突っ込むと、さっきも監察官に絞られたけど、人が数えてたら間違いくらいあるでしょ?なんて開き直り。
数え間違いはともかく、”木箱が足りない”という事実もまた事件に何かしら関係がありそうだとボスは睨んでいます。
この人からの聞き込みはこのあたりで終わり。さらに別の人へ話を聞きに向かいます。
ちなみに重力スライドで高速移動してボスを置いてけぼりにすると怒られます (笑)
気を取り直して、次に話を聞くのは監察官の方です。
キトゥンが話しかけると突然「この倉庫は関係者以外立ち入り禁止だ!」と怒られてしまいます。
そこでボスが事情を説明してくれました。
この監察官、被害にあった新米さんの弟で2人は兄弟のようです。
今日はたまたま抜き打ちで備品倉庫の管理体制を監査しにきたんだそうです。
ボスが言うには、この兄弟は警務庁内でもちょっと有名らしい。
先祖代々から警務官家計で、兄弟揃って警務庁勤務。
しかも弟は兄より先に警務学校を首席で卒業して本庁に採用され、今や警務官のお目付け役の監察官。
「お前さんもやりにくいんじゃないか?」という問いかけには「業務に関することは兄弟でも一切話さないようにしています」との返事。
しっかりしてるな〜。
普段お兄さんと会うことは無いのかな?
2人とも実家暮らしなので家では会うけど、仕事の話はしないみたいですね。
「最近のお兄さんの様子で変わったこととか無かったか」と聞くと、研修の前日お兄さんは帰宅していなかったことがわかりました。
無断外泊は初めてだったので弟さんも珍しいと思っていたようです。
ボスの頭の中では、警務官に恨みを持つ奴の犯行の線も浮上しているようです。
情報収集はこんなところで終了。これまでの聞き込みでわかった情報をまとめると
・新米は研修の前日から行方不明になった
・備品倉庫で頭を殴打された
・足りない木箱の謎
の3つになります。ここで、次のステップに進みます。
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関係者たちへの尋問
事件関係者の4人を集めて、それぞれ気になる点についてキトゥンが詳細に話を聞いていきます。
ボスはその時の関係者の表情を観察しておくみたいです。ボスいわく、この4人の中に真犯人がいるらしい。
ここから結構時間がかかりました・・・
倉庫番さんに”頭を殴打”情報を詳しく聞くと
「あいつは優しいやつだから誰かに恨まれたりなんてあり得ない」ということで個人的な遺恨の線は薄そうだと判断。
次に、弟さんに”足りない木箱”について質問します。
弟さんは”最近、備品の数が合わない”との報告を受けて事情を聞きに来たそうです。
同僚の倉庫番さんが新米さんに「なあ?そうだよな?」と話をふると「わ、わ、私は何も知らない!」とすごい動揺を見せました。
ボスが「まさかお前、どこかに横流しとか・・・」と疑いの目を向けるとすぐさま「そんなことしていません!」と否定しました。
「警務庁の備品の外部持ち出しには何重もの承認が必要なので新人警務官が無断で外に持ち出すのは不可能でしょう」とカジのフォローもあり、ボスも納得。
ここでカジから追加情報ももらえました。
研修で使う火薬の木箱が1つ足りなくて直前に運んでもらったらしいです。
当日、新米さんが行方不明で倉庫番さんが1人で準備していたので数を数え間違えてしまったみたいですね。
運んだ時は”ちょっと重たいな”と思ったそうですが、いつもの場所にあったので中身の確認はせずに運んでしまったとのこと。
ここで新たに得られた情報をまとめると
・新米さんは研修で使う火薬の木箱に詰められていた
・その木箱を運んだのは同僚の倉庫番である
ということになります。
ピンときたボスが「火薬が入っていた”研修の木箱” 臭うと思わないか?」ということで質問の”足りない木箱”が”研修の木箱”に変わります。
カジに”研修の木箱”について話を聞いてみると「研修で使う火薬瓶入りの木箱は普段備品倉庫に保管されています」と説明してくれました。
研修当日の朝も倉庫番さんが備品倉庫から研修場に運んだみたいです。
木箱を運ぶ時に何か変わったことが無かったか聞くとガラスの欠けらが散らばってたとの情報が。
外部からの侵入者を疑うも、警務庁の施設周辺はグリゴの特越警戒区域になっているのでその可能性は低いとカジは言います。
さらに、外部からの侵入者の形跡がないことも調査済みのようです。
ここでまたボスが何かピンときたみたいです。
これで、質問の選択肢の”研修の木箱”が”ガラスの欠けら”に変わります。
さっそく新米さんに”ガラスの欠けら”について話を聞いてみます。
新米さんの服の中にもガラスの欠けらが入っていたようで、その破片を見せてくれました。
湾曲していて色もついているので窓ガラスが割れたものでは無さそうです。
倉庫番さんが言うには火薬を保管していた瓶じゃないかとのこと。
床に散乱していたガラスの欠けらも似たようなもので、一緒に危険物の札もあったんだそうです。
備品倉庫の床に散らばった欠けらと新米さんの服から出てきた欠けら・・・ボスは事件の糸口を掴めたかもしれないそうです。
今度は火薬の空瓶が臭うみたいですね。
改めて新米さんに火薬の空瓶について質問し、改めて火薬の瓶を備品倉庫で確認することにします。
ボスがこの瓶をどこかで見た記憶があるが、どこで見たのか全く思い出せないと言っていました。
とりあえず確認はそれだけで終わりです。特に新しい発見はありませんでした。
続いてカジに火薬の空瓶について話を聞いてみます。
火薬の入った瓶は普段は木箱に入れて運ぶようにしているので、備品倉庫で瓶が出されて中身がなくなっているのはあり得ないことらしいです。
床に散らばった欠けらは、誰かが木箱から瓶を出して中身も抜いた上で瓶を割ったってこと?とキトゥンが疑問をぶつけます。
事実からするとそういうことになるが、目的があまりにも不明すぎるとカジ。
仮に犯人の目的が火薬の入手だったとしても、そんなアシのつくことするか?とボスも理解ができない様子。
まだまだ謎が多いのでもっと情報を集めないといけません。
次は弟さんに火薬の空瓶について聞いてみます。
しかし、監察官は現場から離れた業務なので空瓶のことはわからないみたいです。
どうやらこの火薬がなくなった件を危険物管理責任者であるカジの問題として記録されてしまうようです。
ボスが「空瓶だったから火災にならずに済んだわけだし」となだめつつ、監察官がカジに当たりがキツいなと感じています。
次は倉庫番さんに”研修の前日”について話を聞いてみます。
前日は新米さんと一緒に倉庫勤務でしたが、翌日は一緒に研修を受ける予定だったので早く帰って寝たそうです。
また、倉庫番さんは書類を届けに来ていたボスに会っていたようです。その日、ボスは仕事終わりに飲みすぎて記憶も曖昧らしいです。
しかしお腹をひどく壊したことはよく覚えていると (笑)
前日一緒に勤務していたということは、新米さんが最後にあったのはこの倉庫番さんということになる・・・?
ここでボスが次に気になったのは”カジの研修”のようです。
さっそく、新米さんに研修についての話を聞いてみます。
当日は同僚と一緒に行く約束をしていたそうなのですが、なにしろこんなことになっていたので行けなかったようです。
心の中で寝坊と決めつけてたことを謝るキトゥン (笑)
しかしそれ以上の話は聞けませんでした。
今度は弟さんに”カジの研修”について話を聞いていきます。
すると、「本事件発生にはカジ警部補の指導方針も関係があったのでは?」と言い出しました。
研修の受講者から「訓練の度を超えている」という苦情もあり、カジの研修を問題視していたようです。
しかしこれにはカジも反論。
実戦で訓練以上の力を出すことは不可能。日々の訓練を乗り越えてこそ実戦で戦えるのだ、と。
ヒートアップするカジをなだめるボス。
”カジのしごき”がキツいって評判が確かなのは認めつつ、シドーが抜けた穴を埋めようとして頑張っている事も認めます。
その結果ボスは現場を追い出されてやることが無くなっちゃったらしんですけど (笑)
ここでまたまたボスの閃きです。
今度は”カジのしごき”が臭うらしい。はいはい、それじゃあしごきについて話を聞きましょう。
新米さんに”カジのしごき”について話を聞こうとすると、明らかに動揺しています。
が、どうしたの?と聞いても何でもないと返されました。(明らかに何でもなくない・・・
しかし今はこれ以上話を聞けそうにないので次は倉庫番さんに”カジのしごき”について話を聞いてみます。
すると、新米さんは毎回居残り訓練で研修前は毎回ビクビクしていたという話をしてくれました。
その時、新米さんが「あ、あの!」と何か言いかけましたが途中でやめてしまいました。
やっぱりこれは何かありそうです。
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事件の真相
改めて火薬の空瓶を確認しに備品倉庫に行き、瓶を見たボスがあることを思い出しました。
ボスが火薬を酒と間違えて飲んじゃったようです!なんてこったい。
酒を飲んだ帰りに、まだ飲み足りずに備品倉庫に酒がないか見に来たらこの瓶を発見して飲んでしまった、と・・・。
そりゃあ火薬を飲んだらお腹も壊れますわ。
備品倉庫の床に散乱していたガラスの欠けらは、その時にボスがびっくりして放り投げた瓶だったようです。
これで備品倉庫の件は解決しましたが、新米さんを襲い木箱に詰めた事件の謎はまだ解決できていません。
ボスが諦めモードに入ろうとしたとき、キトゥンが「わたしが犯人を当てるから待って!」と言って引き止めます。
あとは新米さんに”犯人はお前だ”と名探偵コナン君ばりに突きつけるだけです。
すると、ついに観念したのか新米さんが自白を始めました。
カジの研修がキツすぎて、中止させるために火薬を少しずつ捨てていたんだそうな。
同僚の倉庫番さんも「あ〜!だから備品の数が合わなかったのか〜!」と納得の様子。
研修前日も火薬を捨てていたら、足音が聞こえてきたのでとっさに木箱の中に隠れ・・・。
木箱の中から外の様子を見ようとしたその時、ボスが放り投げた瓶が頭に直撃してしまったようです。そしてそのまま木箱の中で気絶。
そして翌日、何も知らない倉庫番さんが新米さん入りの木箱を研修場に運んでしまったということみたいですね。
こんな兄さんの様子をみて情けなくなる弟さん。
どのタイミングで反省したのかわかりませんが、カジも自分の研修が少し厳しすぎたようだと反省しています。
(そこは”かなり”だけどね)と心の中で突っ込むキトゥン。言ってあげてもいいと思うんだけどなぁ。
ボスが人生の先輩として良いことを言って話をまとめ始めました。
監察官にも「お前も人の心の機微をわかる男になれよ」と。ちょっとかっこいいこと言いますね。
「しかし・・・」と納得いかなそうな監察官に対して、同僚の倉庫番さんが「あいつはよく監察官のことを自慢していました」と話します。
「弟は自分と違って優秀で、自慢の弟なんだ」と言っていたようです。これで弟さんもちょっと心を打たれたようです。
これで事件は無事解決、ここでお開きになります。
そしてボスの一声でみんなで飲みに行くことに。
お酒が飲めないので一人取り残され、ボスの放り投げた空瓶が一番の原因だった事に気付いたキトゥン。
酒の力でうやむやにしようとする大人の汚さに怒りを禁じ得なかった・・・というオチにてサイドミッション終了です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではでは。