プレイ日記 #51
お墓の事実
トワに連絡をして、オーレリア分校長やミハイル少佐にも霊園に来てもらい、お墓周りを調べてから演習地に戻った一同。
結局、クロウの墓の中には何もありませんでした。
しかも、墓の中からは一切の死臭がしなかったようです。
トワやリィンたちが確かにここに埋葬されたのを見届けたはずですが、オーレリア分校長からそもそも遺体が本物だったのかどうか聞かれる2人。
《結社》の関係者でも人間そっくりの人形を作れる爺さんもいるようですし、もしかしたら遺体がダミーだった可能性もあるみたいですね。
もしくはアリアンロードやルトガーのように何かしらの原因で蘇ったか・・・。
ミハイル少佐は非現実的すぎると言いますが、状況を考えると冗談じゃ済まない感じです。
ここでリィンからミハイル少佐に1つ、とあるお願いをします。
それは、正規軍が回収した《蒼の騎神》オルディーネがちゃんと保管されているかどうか、です。
たしかに、蒼のジークフリートがクロウ本人ならオルディーネもどうにかされている可能性もありますね。
オーレリア分校長も「共和国の間者とは関係ないだろうが、ログナー家の息女の安否もある。」と言って至急問い合わせてもらいたいと続け、ミハイル少佐がガレリア要塞に確認してくれることに。
また、アンゼリカについても既に各方面に連絡が行っているとのことでした。それに加えて、同時期に連絡が取れなくなったジョルジュのことも・・・。
ジョルジュについて色々と推測をするリィンたちでしたが、この場で何が推測できる出来るわけでもあるまいし他にも考えることがあるだろうとシュミット博士に言われてしまいます。
それは、競馬場地下で遭遇した緋いプレロマ草と新しいタイプの魔煌兵、それに《ハーキュリーズ》のことですね。
先程捕捉した3人から回収した《ラムダ》を情報局の方で解析しているらしいのですが、完全にブラックボックス状態で解析不可能らしいです。
それを聞いたシュミット博士はサンプルを1つ回せと要求します。ミハイル少佐は「ええっ?まあ、交渉はしてみますが・・・」と驚きつつも交渉はしてくれるみたいです。なんか、丸くなりましたね。
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話は変わって、明日中に共和国の特殊部隊を拘束・無力化せよという通達が、帝都庁ではなくオズボーン閣下から来たそうです。
それを受けて、情報局、鉄道憲兵隊、帝都憲兵隊は市街地の巡回を徹底強化してギルドやトールズ本校も本格的に動き始めるようです。
さらに、それでも明日の午後4時までにケリが付かなければ政府が限定的な戒厳令を発令して、第四機甲師団を投入する事になるらしい。
するとオーレリア分校長が「面白い――いやしくも祝賀会に招かれた身。手土産の一つでも持って行くのは悪くあるまい。」と言ってトワとランディに戦術科と主計科をそれぞれ2つに分けるように指示をしました。
それぞれを混合した2つのチームを作って、オーレリア分校長とランディがそのチームを率いて帝都西側の地下を浚うことにするようです。
分校長たちに動いてもらえれば心強いということで、ミハイル少佐もその案に賛成しました。シュミット博士は『通信波増幅器』を用意してくれるようです。
リィンたちⅦ組は本日と同様に帝都市内や周辺を回ることになります。「今日のような遊撃活動でこそ見えてくるものもあるだろう。」とのこと。
旧Ⅶ組の”横の繋がり”にも期待しているようです。と、ここでそろそろリィンは集合の時間が近付いてきたのでミーティングは終了になりました。
リィンがバイクを準備して帝都へ向かおうとすると、Ⅶ組生徒たちとティータがお見送りにやってきました。
アッシュやミュゼにはちょっと冷やかされつつ、挨拶をして帝都へ向かいます。
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旧Ⅶ組全員集結
帝都のヴェスタ通りに到着し、バイクを停めたらギルド支部へ向かいます。
その前に、ふとベーカリー《ラフィット》の前を見ると見覚えのある人影が・・・。
なんとクロスベルのパン屋にいたベネットがいました!どうやらオスカーの様子が気になって見に来てしまったようですね (笑)
お店のフィリーさんと楽しそうにしているオスカーの様子を窓越しに見て、ショックを受けていました・・・。
そんなこんな寄り道しつつギルド支部へ向かうと、既に明かりがついていてギルドの紋章も改めて掛けられていました。
中へ入ると他のメンバーは既に集まっていてリィンが一番最後でした。
しばらくその場で各々久しぶりの再開を喜びつつ積もる話に花を咲かせます。その後、シャロンが奥の部屋に宴の用意をしてくれたので場所を移します。
リィンたちは料理に舌鼓を打ちながら、昼間にトワからもらったミニアルバムを見つつ想い出話にも花を咲かせたりしていました。
そして食事や想い出話が一段落したあとは真面目な話を始めます。イリーナ会長の出迎えもあるシャロンは一足先に帰ってしまいました。Ⅶ組メンバーに遠慮したというのもあるっぽいですが・・・。
本題に入る前にミリアムから盗聴チェックの確認が入りましたが、それはフィーが抜かりなくチェックしてくれたようです。さすがミリアムとフィーですね。
それからいよいよ本題へ入ります。1年半前に誓った”約束”・・・。『帝国の行く末を見極めて、Ⅶ組としてどう動くか見定める』ユーシスが最初に言い出したらしい。
オズボーン宰相とルーファス総督がこのエレボニアを何処に連れて行こうとしているのか・・・。”表の世界”だけでなく”裏の世界”で何が起きようとしているのか。
”表の世界”は『カルバード共和国への侵攻』が目的なのは明らかです。だからこそ共和国の工作員が帝国に入り込んできているのでしょう。
ということは、破壊工作なんてしたら宣戦布告の格好の材料になるので情報収集が目的のようですね。”Xデイ”、開戦時期を探っているのでしょう。
大義名分が成り立つのかどうかという疑問がありますが、オズボーン宰相やルーファス総督なら侵攻計画はもちろん、開戦に至るまでの筋書きを全て書いていてもおかしくなさそうです。
最近はミリアムだけじゃなく、クレアやレクターにも伝えてないことが多いみたいなのでその可能性はかなり高そうです。
その代表が《黒の工房》に関する情報ですね。侵略戦争が”表”なら、工房関係は”裏”の話になるようです。
工房の正体が”地精”であることは疑う余地もなく、彼らは現在《結社》とは手を切ってオズボーン宰相個人と結びついている・・・。そしてルトガーたちを雇ったり蒼のジークフリートを使っているということですね。
そんな彼らや鋼の聖女が騎神めいた影に乗っていたことも含め、かつて《獅子戦役》を勃発させ《煌魔城》を出現させた”裏”の事情がありそうです。
帝国全土の霊脈が活性化していて、それは1年半前の内戦を超える250年前の獅子戦役に匹敵するほどらしいです。それはクロスベルとノーザンブリアが併合されてからさらに加速しているんだとか。
その影響で帝都に幻獣や魔煌兵、緋いプレロマ草が現れてるんだそうです。まさに《表》と《裏》が連動していると言える状態みたいですね。
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これらの真実を知るのはクロチルダさん、オズボーン宰相、《結社》、《黒の工房》だけ・・・。
「そうなるとボクの記憶が消去されたのがもどかしいなぁ。」とミリアムが言います。人造人間や戦術殻の技術も”裏”に関係してるかもしれないし、と。
厳密に言うと人間じゃないけど、戦術殻とリンクできる以外は遺伝子は殆ど変わらないみたいだけど。と言いつつ「たぶん成長はここまでで、寿命はちょっと分からないかなぁ。」と・・・。
ミリアムやアルティナが生まれたこと自体はともかく、生命を弄ぶようなやり方はやはり許されないという話になります。
ミリアムも、自分自身はそんなでもないけどアルティナの事を考えると許せないという想いがあるみたいです。
そして、サラから「さっき第Ⅱからとんでもない情報が入ってきたわね。」と切り出され次の話題へ。
その”とんでもない情報”とは、霊園のクロウのお墓とアンゼリカのブローチのことでした。事情を説明するとやはりみんな驚いていました。
話の流れだとやはり《黒の工房》関連なのだろうか・・・。
死んだはずのルトガーもクロウも、工房が生き返らせたということ!?
エマが言うには、”裏の世界”には”反魂”という禁呪があるが暗黒時代の魔導師たちが悉く失敗していて、大抵の場合は”不死者(ノスフェラトゥ)”という魔物になってしまっていたようです。
ただ、不完全な技術を”地精”が独自に完成させた可能性も否定は出来ないみたいです。
とは言え、それでも”復活”は簡単に実現できるとは思えないとのことでした。
アンゼリカやジョルジュも行方不明で、いずれにしても尋常ではない事態が進行している気がすると言うアリサ。行方不明の2人は、サラがギルド方面と情報屋方面にも当たってくれているようです。
色々と謎は多いが、今日のところはこのくらいで話は終わりそうです。
明日以降も各自で調べていくとして、最後に《Ⅶ組》としてどう動くかという”大方針”の話です。これについては、リィンが「2つ、確かに言えることがある。」と切り出します。
”表”については戦争への流れをなんとか食い止めて、同時に”裏”での真実を見極めて災厄を食い止める、じゃないか?と。
それにみんな賛成し、それぞれの立場で協力者を当たってみるとして――
ミリアムは《鉄血の子供》としての立場と《Ⅶ組》としての立場では完全に食い違うことになります・・・。
なので、「改めてよく考えてミリアム自身の意思を聞かせてくれ。」とリィンは言います。が、「今さら訊ねるようなことかな?」と返されてみんな驚きます。
ボクの記憶は5年前からでそれ以前の記憶は無いけど、2年前にみんなと知り合ってから色々と考えるようになって、みんなの仲間であり続けるためにもボクはボクのことが知りたい、と。
だからオズボーン宰相と対立しても《Ⅶ組》であることを優先してくれるようです。黒の工房製の《Oz73》よりもアイアンブリードの《白兎》よりも情報局のエージェントよりも・・・。
あまりの不意打ちにアリサは涙ぐみ、他のメンバーもミリアムの成長っぷりに驚きを隠せませんでした。
最後に、明日のそれぞれの行動を軽く確認してから本日の話し合いは終わりになります。
ガイウスが半年ほど連絡がとれなかった事情について話しそびれてしまい、この話は長くなるのでまたの機会ということに・・・。
最後に少し緋のローゼリアの話が出ましたが、エマとセリーヌは軽くごまかしていました。が、近いうちに紹介する事になると思うと言っていました。
リィンは何となく正体を察していそうな雰囲気でした。
今度こそ本当に話し合いは終了し、みなそれぞれの帰路へ。
そんなⅦ組たちの様子を見ていたのは・・・。
「気になるかい?」と問いかける銅のゲオルグと、「懐かしい匂いがしただけだ。」と答える蒼のジークフリート。
「己がどんな存在で、置かれた状況がどのようなものであるかは理解している。」と言うジークフリートに「いっそ罵ってくれたらなんて思うのは虫が良すぎかな?」とゲオルグ。
「その問い自体、意味のない繰言だな。」と言って、《アルベリヒ》からの指示を伝えろと要求します。
そう言われ、思わず”クロウ”と言いかけるゲオルグ。やはり蒼のジークフリートはクロウであり、復活の際に記憶がなくなった(消された?)というのは確定のようですね。
同時刻、帝都最深部に共和国隊員の姿が。
「どうやら、レノたちの奪還は不可能そうだ。」と。日中にⅦ組とⅠ組が捕捉した工作員たちを奪還しようとしたが諦めて撤退する所のようです。
撤退中に赤い花を見つけたと思ったら大量の敵性霊体が出現、あっという間にやられてしまったようです。
その声を聞いていて助けようとした緋のローゼリアでしたが、「今からでは間に合わぬか。」と。
あの放蕩娘さえいれば手分けできるものを・・・いっそまた”眷属”を生み出すか?とぼやいています。放蕩娘とはクロチルダのことでしょう。
「リアンヌの言っていた日は近い。それまでに200年前のケリだけは付けておかなくてはの。死に損ないの真祖、《緋のローゼリア》の名に賭けて。」と言っていました。ここでこのシーンは終了・・・。
”リアンヌの言っていた日”とはいつで、何が起きるのか?200年前のケリとは?死に損ないとは・・・?この短い間だけで謎がまたいくつも増えてしまいました。
今日はここまで。次回、『特務活動2日目開始』お楽しみに!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではでは。