Episode27「黒猫」
スポンサーリンク
一年後ーー
クロウは土管ハウスで生活していました。
キトゥンの代わりに街の平和を守っているようです。
今日もこれから街の見回りに行こうとしているところへシドーがやってきます。
カイは政府が身柄を保護していたが、ある日こつ然と姿を消して依頼行方不明だそうです。
「しかしあのクロウが守護者になるなんてな。”カラス女”って恐れられていた頃からは想像もつかない変化だよなぁ」
「フン、大きなお世話だ。時は人を変える」
そんな他愛もない雑談をしつつシドーが「今日バンガのみんながこっちに来てるらしい」と教えてくれました。
「バンガのみんなに顔を見せてくるといい」と言われ、クロウは「そうだな。お前はどうする?」とシドーも誘ってみます。
しかし、シドーは「休みの日は”幻の葡萄酒”探しで忙しいんだよ」と言って断ります。
”黒猫印の葡萄酒だろう”とクロウに突っ込まれるシドー。
「クロウもうまいこと言うようになったな」と言って去っていきます。
(黒猫印・・・。キトゥンは必ず帰ってくると思って探してるんだな・・・。)
見回り開始
公園で喧嘩をしていた2人を止めるクロウ。そこへブルボサとカジがやってきました。
”さきほどオルドノワの警務隊を増員したので、もう心配しなくて大丈夫だ”
”年頃の娘なんだからたまには着飾って遊びに行くとか、プレジューヌで恋の相談するとかしたらどうだ”
とブルボサに言われます。
とうのクロウは、次にプレジューヌの見回りに向かうことにします (笑)
カジが「ところで、その後いかがですか?何かーー」と何かを気にしています。
「変わりはない・・・」とクロウは返事をします。
(カジもきっとキトゥンのこと気にしているんだな・・・。)
次はプレジューヌへ
プレジューヌでクロウはオージンを発見しました。
亡くなった奥さんと飲んでいるみたいです。
どうやら息子であるユジがアレカビス学園に入学するんだそう。
オージンにユジの居場所を聞くと、さっそく学園の下見に行っていると教えてもらえました。
学園へ向かい、ユジに声をかけます。
オージンの屋台を継ぐのかと思っていたと話すと、勉強は大事だって教えてもらったとユジは言っていました。
”勉強は視野をひろげて 可能性を生み出すためにするんだ”って。
(この子、キトゥンが写真の撮影場所探しをしてあげた少年だ・・・!)
ユジは勉強してソフトクリーム会社の社長になって、おおぜいの人に最高のソフトクリームを食べてもらうんだそうです。
”親父の夢を、俺が叶える!”立派に育っています・・・(´;ω;`)
ユジとの挨拶もそこそこに、そろそろアキのところへ向かいます。
移動の最中、学園生からの絶大な人気を誇っているのが垣間見えます。
(確かにクロウかっこいいしな)
アキを訪ね、”いつものお題”で占いを頼みます。
幸運の場所はダウンタウン・・・。
”待ち人”について占っているのに”幸運の場所はダウンタウンだよ”しか言いません。
パンドラちゃん、調子が悪い?ということで「今日はタダでいいわ」とアキがお代をまけてくれました。
クロウは”ダウンタウンに行ったら幸運を探してみることにしよう”と言って夢魅の館を出ていきます。
当然ですが、やっぱりアキもキトゥンの帰りを待っていますね。
(みんなに愛されていたキトゥン。最後には帰ってくるのか・・・?)
インダストリエの見回り
次はインダストリエの見回りをします。
すると、ユニカとペルメが挨拶に来ました。
”目的を果たした今、ヘキサヴィルに我らは不要”
いつか再び訪れる危機に備えるために、ジェリーフィッシュ隊はまた姿を消してしまうそうです。
インダストリエは特に問題も無かったので、最後にダウンタウンの見回りに向かいます。
ダウンタウンで待っていた幸運とは
ダウンタウンで、無事に出産を終えたニュートとエコルを発見。挨拶をしに行きます。
”アルハ”・・・”すべての始まり”という意味があるらしいです。
「心から感謝してるわ この子の未来を守ってくれたクロウやーー・・・」
ちょっとしんみりしてしまいました。その空気を変えるため、ニュートが話題をそらします。
”リザにも感謝している”と話題を変えてくれました。
ブレフマンの事件から上層との戦争までの大混乱。それが復興できたのは実質彼女のおかげだ、と。
ちょうどその時、バンガの船がやってくるのを見かけたので、集落のみんなに顔を合わせに行きます。
珍しくリザもいました。
”ヘキサヴィルの住民たちはリザの手腕を買っているぞ。市長になってはどうだ?”と伝えるクロウ。
しかし、「肩書など無用ーー」とリザらしい返事が返ってきます。
シシィも立派に成長し集落を任せられるようになったお陰で、リザが安心してバンガを留守にすることができるようになったそう。
ガワナとミザイは仲間になった他の商船の手伝いに出ているらしいです。ヴォゴも手伝いに来てるそう。
ちょうどそこにいたので「お前たち兄弟も変わりなさそうだな」と挨拶します。
すると「おうよ。品質保証、信用第一のスン商会だぜ。何事も真面目にやるのが一番だぜ!」と人が変わったかのよう。
どうやら、”変わりない”と言ったのは間違いだったようです (笑)
紛れ込んだ荷物をガワナの所に届けにいくそうだったので、挨拶がてらクロウが代わりに届けてあげることにします。
ヴォゴが”あいつがいなくて淋しくねえか?いつも一緒だったろ?”と鋭い問いかけをしてきました。
フィーも、”あいつがいない街は、何故だか静かに感じる”と寂しさを表現しています。
”どんな変化でも、受け入れて生きるしかない”と強い返事をして、荷物をもってガワナのもとへ向かいます。
ガワナに荷物を渡すと「積荷が足りないのはわしがボケたせいかと思っておったとこじゃ」と物忘れをなげいています。
「その代わり、昔のことだけは覚えておるから厄介じゃ」「シシィのことを幼いころのリザさまと間違えたりのぅ」
”なあキーー”と言いかけたところで「・・・私はクロウだ」と訂正されます。
”お前さんは強くて、そして優しい娘じゃ。ただな、もしもーー”
淋しい時はいつでもバンガにくるんじゃぞ?と優しい言葉をかけてくれました。
遠くからミザイに呼びかけられたので、ガワナに礼をいってミザイにも挨拶しにいきます。
「元気そうじゃねえか。最近顔を見せねえからどうしてるのかと思ったぜ」
「気を使ってんだろ?俺たちに、あいつのことを思い出させたくなくて・・・」
と、キトゥンの事についてがっつり突っ込んでくるミザイ。
しかしミザイはストレートに”帰ってくると信じてる”と言い出します。
「ーーそう信じて、待ち続けて何になる?」
クロウはもう、キトゥンは戻ってこないと割り切って生きていくと決心しているようです。
しかしミザイも引き下がりません。「お前は強がってるだけだ!」と言い放ちます。
”お前に何がわかる”と言われ、冷静になるミザイは「すまねえ。言い過ぎたよ」と謝罪します。
「とにかくお前はもっとバンガに遊びに来いよ!」と、無理やり話をまとめちゃいました (笑)
礼を伝えるクロウ。その時、聞き覚えのあるネコの鳴き声がしました!
声の聞こえた方を追いかけていくクロウ。
しかし、結局は何も見つけることはできませんでした。
”もう戻ってこない”と割り切っているつもりでも、やっぱりどうしても期待して探してしまうクロウ。
振り返ったクロウが目にしたモノは・・・!?
ここでEpisode27「黒猫」終了、エンドロールが始まりゲーム終了です。
(エンドロールで、今まで撮った写真がどんどん流れる演出がありました。お宝の写真だけじゃなくてもっと遊び写真撮っておけばよかった)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではでは。