プレイ日記 #71
いよいよ《黒キ聖杯》へ
最初に到着したのはリィンたちⅦ組メンバー。
入り口で待ち受けていたのは、赤い星座や本校の生徒たち、ジョルジュや結社に西風まで揃っています。
「セドリック殿下のご意志により――・・・リィン教官、Ⅶ組。ここで止めさせてもらおう。」と、本校の生徒たちも本気のようです。せっかく祝賀会前後で少し打ち解けられたと思ったのにこんな形で対立することになるなんて、泣けてきます・・・ (´;ω;`)
ユウナはそんなのおかしいと抗議しますが、クルトやミュゼは良くも悪くも彼らは帝国人で、宰相閣下と皇太子殿下に抗うのは難しいだろうと納得していました。
肝心の侵入経路ですが、黒キ聖杯の周りには結界が張ってあって騎神でも突破は難しいだろうとのこと・・・。ですが、トマス副長の《匣》と緋のローゼリアの術を合わせれば、何とかねじ込むことは出来るかもしれないらしいです。
そんな話をしていたら分校のデアフリンガー号も到着。そしてアガットとティオもバイクに乗ってやって来ました。
アガットはシェラザードたちの方の助っ人に行っていたらしいのですが、こんな時にティータの側にいなくてどうすんだってケツを叩かれてこちらに来たようです。ランディやティオ、フィーから冷やかされ場が少し和んだところでいよいよ行動開始です。
結社のメンバーはトマス副長と緋のローゼリアが引き受けてくれるようです。西風のレオニダスとゼノはアガットとティータ、赤い星座はランディやミハイル少佐、ティオの相手を、そして銅のゲオルグはトワの相手を・・・。
トワの号令でいよいよ開戦!
トワは銅のゲオルグにいつから《黒の工房》に入っていたのか、アンゼリカをどうしたのか問いかけます。
すると「元々、僕は地精の生まれだ。博士に弟子入りする前からね。そして・・・アンなら死んだよ。」と淡々と説明され、「それは嘘だよ!!」と否定しながら「左翼、少し引いて!突出しすぎてる!」と分校の生徒たちに指示を出しつつ「――アンちゃんも、クロウ君も、ジョルジュ君もよく知ってる!クロウ君を助けたジョルジュ君がアンちゃんを見捨てるわけがない!」と会話を続けます。
「閉じ込めてるんでしょう、工房の本拠地とかに・・・!?」と言われ、少し動揺したような表情を見せる銅のゲオルグ。「だったら試してみるかい――!?」と言って戦術殻でトワに攻撃を仕掛けますが何とかミハイル少佐が迎撃してくれました。
「っ・・・今だよ、リィン君たち――!」と、その隙に今度はリィンたちが動きます。トマス副長と緋のローゼリアが結界に穴を開けようとするのを阻止しようとする《結社》の鉄騎隊たち。それを守るリィンたちⅦ組メンバー。
2人の力を借りて、エマの転位術でついに《黒キ聖杯》の中へ・・・!
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《黒キ聖杯》攻略開始
到着したのは黒キ聖杯の最上層。あの煌魔城を遥かに超える気配を感じるようです。高さは反響具合からして500アージュくらいらしい。
リィンの掛け声で状況開始!
魔獣を倒しつつ下っていくと、リィンたちを待ち受ける2人の人影を発見・・・!マクバーンとアリアンロードです。
「いかに巨きな壁が立ちはだかろうが、踏み止まる理由にはなるまい。アルゼイドの末裔として、有角の獅子の一人として挑むのみだ。」と言うラウラ、「オレも今こそ守護騎士としての使命を果たす時だろう。風と女神、Ⅶ組の誇りも賭けて――受け継いだ力を振るわせてもらおう。」と言うガイウス、そして「魔人の黒き焔は任せてください。必ずや抑え込んで見せます。」と言うエマの3人をアタックメンバーに入れて、いざ勝負開始です。
戦闘終了後、まだ先は長いということでこの場は3人に任せてリィンたちは先に進むことになります。
(なるほど、こうやって旧Ⅶ組がどんどん減っていって最後は新Ⅶ組だけが残るんでしょうね。)
先に進んだメンバーは中層をさらに下っていきます。すると、最下層に何かが見えてきましたがまだはっきりとはわかりません・・・。
そして、ここで待ち受けていたのはシャーリィ、ルトガー、シャロンに蒼のジークフリートの4人・・・!
それを見て「猟兵団はギルドの宿敵でもある。ここはあたしたちが出るのがスジでしょうね。」と言ってサラとフィーがアタックメンバーに立候補します。それとシャロンがいるのでアリサも同じくアタックメンバーに。
赤い星座と西風の旅団は最初は本気でやり合うつもりだったらしいのですが、《結社》の幹部として迎えられたマリアベル・クロイスの提案を受け入れて手を組むことにしたんだそうです・・・。
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シャロンも爆発事故当時のことを話してくれます。地精の一人として結社の依頼を受けて”あるもの”を研究していたフランツさんを訪ねたところ、開発結果をめぐって交渉が決裂、死闘の果てにシャロンがフランツさんを殺めてしまったのですが爆発事故の現場に遺体は無かった、と。
そしてイリーナ会長に「代償にラインフォルト家で働きなさい。期限はあの人が戻ってくるまででいいわ。」と言われたそうです。もちろん、イリーナ会長もフランツさんが本当に生きてるとは思っていなかったはずですが・・・。
どちらにしても、”契約”が終了した以上シャロンという名前とアリサたちとの思い出を返して《死線》に戻ると言われてしまいます。
蒼のジークフリートも「どちらかというと数合わせだがせいぜい果たさせてもらおう。一度手放した”生”をゲオルグに拾われ・・・虚ろな形だが、アルベリヒに繋いでもらった義理くらいはな。」と、蘇った仕組みをなんとなく話してくれた後、話もそこそこに、いよいよ戦闘開始です。
戦闘終了後、サラとフィーでシャーリィとルトガーを抑え込みます。シャロンと蒼のジークフリートがこちらに攻めてこようとしたその時・・・!
アリサが「させないわ――!」と言って人形兵器《オーバルギアEXA》を呼び出しました。
ティオとティータと連絡を取り合って開発していて、シャロンを驚かせようと思ってこっそり進めていたんだそうです。
「私だっていつまでも子供じゃない!貴女と対等の人間として、家族として、向き合ってもらうわ!クロウ――Ⅶ組の仲間として貴方とだって向き合ってもらう!」とアリサが2人の相手をしてくれます。
そしてまた3人にこの場を任せてリィンたちは先へ進んでいきます。次はいよいよ下層へ・・・。
下層を下った先で待ち受けていたのは、やはり《鉄血の子供達》でした。ここでは旧Ⅶ組の残り3人がアタックメンバーになります。
ここまで来ると最下層もはっきりと見えます。暗黒竜と《緋の騎神》、その前に立つセドリック皇子とその後で気を失っているアルティナ・・・。
そこへミリアムが「やっぱり、来ちゃったんだね?」と。哀しいのに嬉しくて、嬉しいのに寂しいと言いつつ、「でも、ボクにもちょっと考えてることがあるから・・・だから――この場は通せないよ。」と本気で立ち塞がるつもりのようです。
ルーファス総督も「我々”子供達”にとって、閣下の存在は余りに大きすぎるということだ。」と言って、真実の一端を知ると否定しきれない流れではあると続けます。
アルティナを連れ去られたことやアッシュが得体の知れない”何か”に操られて大罪を犯させられたことすらも正当化できるような”事情”なのか、と新Ⅶ組が会話をしているとユーシスが「いい加減にしてください、兄上。・・・俺にしても貴方がその場にいる理由が判りません。」と割って入ってきます。
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クロスベル総督という権限を手に入れて貴族や諸外国と築いた莫大なコネクションなど、半分以上は宰相から与えられたのではなく自力で手に入れた筈で、その意味では今のルーファス総督の権力なら宰相に対抗することすら可能なはずなのに、何故この計画に反対せずに《鉄血の子供》であり続けるのか・・・。ユーシスが「俺と違い、二親揃っていながらどうしてあの男を”父”と崇めるのです!?」と問いかけると意外な答えが返ってきました。
「――簡単なことさ。私が父の実の息子ではないからだ。」と・・・!母と叔父の間に出来た子供だったらしいです。
アルバレア侯爵もその事実は知っているようですが、公爵家の名誉のためにルーファス総督を実子としたんだそうです。それなのに後から生まれた実の息子を平民の血が流れているというだけで遠ざけているのを見て、「それが”貴族”の在り方だとすればなんと不自然で醜悪なことか。」と感じたらしく、いつからか貴族そのものに疑問を感じるようになったのだとか。
そんな折にオズボーン宰相に出会い、絶対的に正しいのではないかと心のどこかで感じさせるカリスマに惹かれているようです。
クレアは「そちらに理があるのは百も承知、全力で来てください」とリィンとユウナに言葉をかけます。
レクター少佐も「ま、アッシュもそうだがチビッコの扱いはさすがにアレだからな。ここを突破できたら何とか救ってやってくれよ。」とちょっと勝手なことを言っています・・・ (笑)
そして戦闘開始!
戦術リンクを使用する4人を何とか抑え込み、スキを突いて先行するリィンと新Ⅶ組の生徒たち。
クレアは追いかける余裕もありそうでしたが残った3人に対して「・・・確かにこちらへの対処も必要ですね。」と言ってリィンたちを逃します。
ミリアムも疲れちゃったということでアガートラムを下げて戦闘態勢を解除。
ルーファス総督も「さすがに甘いと思うが・・・不肖の弟の全力――見極めたくなったのも確かだ。」と、みんな心のどこかしらでリィンたちがこの状況を何とかしてくれると思いたさそうな雰囲気を感じさせる対応です。
そしてリィンたちはいよいよ最下層へ・・・。
今日はここまで。次回、『ついに《黒キ聖杯》最下層へ到達。』お楽しみに!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ではでは。