プレイ日記 #16

アルスター探索

サンディとの情報交換を終えて、情報収集をしつつカイティーリアを探します。

隣の部屋には盲目の記者、ニールセンさんがいました。気配だけでユウナたちが士官学校の生徒であることと、遊撃士(フィー)もいることがわかったみたいです。光を失うことで逆に見えないものが良く見えるものなんだとか。

彼は国際的に活躍するジャーナリストらしく、こちらにはアッシュもいるのでこれ以上詮索されないうちにこの場を離れることにします。

工房にカイを探しに行くと、今は家にいるとのことで家に向かいます。

その前に寄り道するとレンハイム家の跡地を発見。ここがオリヴァルト皇子の生家だったのでしょうが、5月の落雷で焼失してしまったようです・・・。雑貨屋で見繕った小さな花を供えて、黙祷を捧げてから改めてカイの家へ向かいました。

フィーアルティナカイティーリアと久しぶりの再開、他の新VII組も挨拶をしてざっくりと事情を説明します。

そしていよいよ本題。ティーリアが”花”を見たのは町の北にある《オスギリアス盆地》というところだそうです。色んな遺跡や古代遺物も発掘されていて”禁忌の地”なんて呼ばれてるくらいなんだとか。

5人はオスギリアス盆地へ向かう前にもう少し情報を集めることにします。

屋台を出してるジャルナックさんからは例の2人組が夜に盆地の方へ行くのを見たという情報が得られたり、蒸留所のブランさんからはしばらく前に盆地からランプみたいな形の古代遺物が見つかって帝國博物館に預けられたというはなしが聞けたりしました。

ランプみたいな古代遺物って前の演習の時に対応した『常魔のカンテラ』の事ですね。

蒸留所の中に入ると、ミリオさんが取り寄せたワインに添付されていた発注書に見覚えのないメモが挟まっていたと言っていたので見せてもらうことに。

”七の若獅子”に指し手を巡らせながら待っている”乙女”と、明らかにミュゼを思わせる内容・・・。

ティーリアから聞いた話とこのメモの内容から、《オスギリアス盆地》の中心で”特異点”と”誰か”が待っている可能性は高いだろうという結論に達した5人。準備をしっかり整えてから北を目指します。

オスギリアス盆地にて

町を北に抜けるとすぐオスギリアス盆地です。そこでペンデュラムを確認するとやはり反応していました。この先に何かがあるのは間違い無さそうです。

中心を目指して進んでいく途中で試練の箱を発見。アッシュアルティナの2人で試練に挑戦、アッシュのオーダー『クレイジーハント』が『クレイジーハント改』に強化されて【4カウント必殺率40%】が【6カウント必殺率40%】になりました!

そして盆地の中心に到達すると、そこには大量に咲き乱れる黒いプレロマ草とパンタグリュエル号に搭載された揚陸艇が・・・。

そして予想通りミュゼ(とオーレリア将軍)が待っていました。が、ミュゼミルディーヌ公女としてユウナたちに始めましての挨拶をします。

”ミュゼ”というのは小さい頃に両親に呼ばれていた愛称だったことや、両親が亡くなって叔父がカイエン公を継ぐにあたりアストライアの初等科に封じ込められて叔父が帝国で内戦を引き起こすであろうことを予感しながら10年近くを過ごしたことなどを話されました。

オーレリア将軍が声をかけられたのは内戦が終わってすぐのことで、北方戦役へ至る流れと帝国政府からの提案まで予見したことでバラッド侯ではなくミュゼを次期カイエン公として仰ごうと決めたらしいです。

ミュゼクロチルダさんにも独自に声をかけて協力を仰いでいたことや、国家総動員法や共和国との戦争、帝国で何かの”呪い”が発動する可能性までもを昨年末の時点で全て予見していたのは今更ながらに驚愕を禁じ得ないとのことでした。

ミュゼは現在の局面とそこに至る過去と無数に展開しうる未来の局面、それにそれを現在動かしている”何者か”の狙いが見えるのだとか。《盤面》を動かしているのは間違いなくオズボーン宰相で、オリヴァルト皇子もそれに気付いて色々な手を打っていたみたいですが、あと一歩宰相の深い所までは見通せないように思えたんだそうです。そこでミュゼは2つの布石を打っておいたとのこと。

一つはオーレリア将軍が第II分校の分校長を引き受ける形にすること、もう一つはミュゼが次期カイエン公の座を得て密かに決起軍への有志を集めることだと。そしてミュゼの読み通り《黄昏》が発生し、ヴァイスラント決起軍も行動開始することになりました。

ミュゼは本気で帝国軍とやり合う気で、その布石となるのが休息ロッジで遭遇した女性2名・・・。

レミフェリア公国と、”別の国”の関係者ということらしいです。昨夜ここでその2人と布石について打診した所だと。

ヴァイスラント決起軍の作戦は、成功したとしても最低でも数十万人以上・・・。最悪の場合は民間人も入れて数百万人規模の犠牲者が出てしまうものらしいです。それは帝国軍がもう止められないものになってしまっているからだと。

そこでミュゼはこのまま”呪い”の一部として黄昏に染まるか、いかなる犠牲を払ってでも”世界の終わり”に諍うかの選択を突きつけることにした、と。それが例の2人組やそれ以外の各方面に打診した内容なんだそうです。

打診”した”と過去形で語ったミュゼオズボーン宰相の《大地の竜》同様、ミュゼの仕掛けも止まらないらしいです。仮にミュゼが死んでしまったとしても各方面は”選択”を迫られるでしょう、と。どちらが選ばれるか、”予見”は控えつつ「人は愚かでありながらも誇り高く、窮地にあって力強さを見せる生き物です。それが決め手となるでしょうね。」と・・・。

ミュゼの決意もやろうとしていることも理解したユウナ。今の話の通りなら後方にいるべきミュゼがなぜ第IIの《VII組》に入ったのか問いかけます。第IIに入るまでは予定通りだったとしても、なんで《VII組》に移って死地である《星杯》にまで首を突っ込んだのか、と。

その理由は、宰相の息子にして《灰》の乗り手でもあり、”呪い”にも関わっていそうなリィンの近くで”真実”を見極めることが”盤面”に役に立つと考えたからだそうです。「ふふっ、もちろんリィン教官がタイプだったのもありますけど♥」と変わらないミュゼ節も見せてくれます (笑)

ですが、最後のそれ以外は後付けだとユウナに指摘されます。クルトにも「”指し手”である君にとって危険を冒して見届ける必要は無いはず・・・今、この場でこうして、僕たちと話していることも含めて。」と言われ、アルティナからも星杯で繋がったときのことを話され、ポーカーフェイスが崩れてくるミュゼ

更にアッシュが「テメエは確かに凄ェ。ひょっとしたら鉄血と張るくらいに。帝国っていう化物を封じ込めるのにテメエの計画以外ねぇのも確かなんだろ。」と言い、さらにカッコいい一言を言い放ちます。

「テメエ自身はテメエの考えついた計画に納得してんのか?」と・・・。

そしてユウナがまた続けます。「あんた、自分が思っているよりもちゃんと普通の”女の子”だから。」と。「世界の命運を左右できるほどの凄い計画を考えられる天才だからってそれとこれとは話が別じゃない。そんな普通の子が何百万人も死んじゃうような一手を平気で打てるわけないでしょ?」なんて言われて、図星だったのか驚いた顔を見せるミュゼ

フィーも「ミュゼはどこかで期待したかったんだね。どんなに考えても避けられない莫大な犠牲を払う”結末”・・・リィンやみんなとなら――《VII組》なら別の道を見出せるかもって。」とミュゼの気持ちを分析。

5人から色々と言われて心揺れるミュゼ。その様子をじっと見ていたオーレリア将軍もどこか嬉しそうに「・・・フッ・・・」と笑みを浮かべています。

最後にユウナから「ミルディーヌ・ユーゼリス・ド・カイエン次期公爵じゃなくて――トールズ第II分校《VII組》のミュゼ・イーグレットはどうしたいの?」と聞かれ、ついに心が完全にミルディーヌからミュゼに切り替わるかと思ったその時・・・!

「フフ――素晴らしいじゃないか。」と誰かの声が。

そこへ現れたのはミハイル少佐率いるトールズ本校の生徒たち!声の主はセドリック殿下でした。

今日はここまで。次回、『本校 vs 分校』。お楽しみに!

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ではでは。

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